鼻を搾って皮脂油(角栓)をだしては絶対にダメ!!なたった1つの理由

鼻の角栓を絞りだす
お悩み
角栓が気になってついつい手で絞り出してしまいます…分かっていてもやめられない…

気になる鼻の毛穴の中にある皮脂油。

これ、ニキビの原因になったり、お肌トラブルになりそうで怖いですよね‥。

だからついついギュッと押し出しちゃう‥。
これを取れば何だかスッキリしそう‥。誰でも一度はやった事がある方が多いと思います。

が、

その鼻を強く押して白い角栓を取る行為は”絶対に”やってはいけません。

鼻パックも同じです。

これらのシートは強引にはがすようなものなので、汚れや黒ずみ以外の現在活躍中の現役の皮脂も根こそぎ持っていってしまいます。

今すぐ絞って出したい気持ちは痛いほどわかります。

しかし、習慣になってしまっている人は今すぐにでも止めないと
「後で絶対に消えない傷になってしまう可能性があります」

鼻の角栓を意図的に絞ってはいけない【理由】

・毛穴にポッカリと穴が開きます。
・穴が空いた毛穴に汚れが溜まります。
・道具を使う場合は消毒しないと細菌が2次トラブルの原因になる場合がある

取ってスッキリしたつもりでも、
お肌トラブルを自分で招いてしまっています!!

はっきり言ってやっていることは
「自ら顔にクレーターを作っているのと同じ」
です。(アフターケアを何もしない場合)

この穴を何もしないで放置するとそこに汚れがたまってしまって俗に言う「 毛穴の黒ずみ」になります。
だから、絞ってしまった後は、必ずその穴を埋める必要があるわけです。

また、手や毛抜きを使うときに雑菌も一緒に入ってしまうというのも心配の1つです。

それでもやってしまった後は、必ず化粧水などで補って下さい。

まず、知っておきたいのが
『毛穴に詰まっている皮脂油は誰にでもある』
という事、気になってしまう場合の対策として、

濡らしたティッシュを軽く鼻の上に乗せ”絞る”のではなく”少しだけ”摘む”

そんなイメージです。
(あまりやらない方が良いですが)

とにかく、鼻の毛穴から何かを押し出すという行為は徐々にその大きさを広げてしまうという認識をしておいてください。

鼻の角栓が目立つ時の【解決策として】

・しっかりと毎日洗顔をする。(メイクをしっかりと落とす)

基本は触らず放置。これがいちばん大切です。他には何もいりません。

毎日、優しく洗顔をしましょう。ゴシゴシ洗うより、実はゆっくりのほうが汚れが綺麗に取れます。
ただし、時間と根気は必要。

基本的に、ピーリングジェルやオイルクレンジングを使わなくても鼻の角栓は洗顔のみで落とすことができます。

溶かさないと取れないような白いニュルニュルは
オイルクレンジングではなく、ベビーオイルもしくは食用のオリーブオイルを使ってあげてください。

洗顔、スキンケアは保湿力も勿論大切ですが、サッパリタイプの方が実はお鼻に良いんですよ。

(洗顔フォームなどの

しっとりタイプさっぱりタイプのどちらが洗浄力が高いかというと

実はしっとりタイプになります。

しっとりタイプは、強力な洗浄力で汚れをねこそぎ落とし、その上から無理やり保湿剤などでしっとりさせているように見せていることが多いです。)

毛穴の皮脂油は、勿論→肌トラブル(ニキビなど)の原因になります。

ですが、それは押し出さないと出てこない皮脂油では無く、
『酸化して黒くなった皮脂油です。』

そして、それを放っておくと、赤いニキビが出来てしまいます。

毎日の洗顔で、鼻の皮脂油は軽減します。ニキビの元になる黒ずみを気にしてあげて下さい。
(パックなどをすればある程度取れます。)パック後のスキンケアを忘れずに!!

穴の空いたままの毛穴の中に汚れを入れない事!!
気になる皮脂油が出てきてしまう前に、出て来ない為の対策をしましょう!!

・肌に合わせて洗顔、スキンケアを見直す。

日本には四季があります。
季節の変わり目に肌荒れを起こす方も多いのではないでしょうか。

そして女性には生理があるので、その度に肌の状態が上がったり下がったりしますよね? (女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンの影響)

こんな、周りの変化を感じやすい状態に置かれているにもかかわらず、
「スキンケアは1年中同じ」

これでは、肌のトラブルを招くのも当たり前だと思います。

これを防ぐには、自分の肌を見ながら
スキンケアの手順を足したり引いたりするのが有効です。

また、毛穴の油は基本的には動物性の油です。
目立ちやすいと感じる時期のみ焼肉のラード(脂肪)やバター、マーガリンなどを減らすようにするとかなり効果があるはずです。

・どうしてもパックしたいのであれば市販のパックではなく重曹パックを使う(2週間に1回~2回)

どうしても顔パックで取り除きたいのであれば市販のものは使わないこと。

なぜなら、角栓以外にも様々なものを一緒にこっそりと落としてしまうために、他のトラブルの原因にもなってしまうからです。

ということで、
必ず重曹を使ってパックするようにしてみてください。

ちなみに、食用のものを使います。
市販の重曹を水に解いて鼻の頭に5分ぐらい乗せておくだけでokです。

皮膚上の刺激がとても少ないのが重曹パックの良いところですが、それでも2週間に1回から2回程度にしておいてください。

この重曹パックでも周期がそんなものなのですから、
市販の顔パックお週に何度もやることが
いかに肌に負担になっているかがお分かりいただけると思います。

まとめ

鼻の角栓まとめということで、今回は鼻の角栓(皮脂油)についてお話しさせていただきました。

タイトル的には角栓は絶対にとってはいけないというようなタイトルになってしまいましたが

角栓をとる行為そのものは悪いことではなくてその後放置してしまうのが最もやってはいけないことです。

「最近では以前のように鼻パックのcmを見かけなくなりましたね。これは、消費者側があまり意味のないものとして徐々に認識しているのだと思います。」

鼻パックをする→そのまま放置する→すぐに油や黒ずみが貯まる→また鼻パックで除去→そのまま放置

これを繰り返していくうちに、皮脂や黒ずみが目立つペースが速くなってきます。こうなってしまうと、化粧品会社の思うつぼです。

実際には、このようにパックで汚れを除去するのを止めて洗顔で気長に待つだけなのになかなか間違った情報が浸透してしまっていてそれができないのが現状だったりします。

ケガなら
「カサブタを剥がすのをやめて自然にめくれて落ちるのを待ちましょう」と実は同じです。